コロナに負けない免疫力作り計画
1年のうちで免疫力が低下するのは
冬ではなく・・・【夏】らしいのです。
みなさん、1年のうちでもっとも免疫力が低いのは夏だということ知ってましたか??
なぜ夏に免疫力低下するのか?
本来動物というのは、寒い冬を乗り切るために、秋から栄養とエネルギーを蓄え、免疫力を高めていきます。
そして寒さから自分を守るために活動量を抑え体力を温存します。熊の様に冬眠する動物もたくさんいますよね。
そして、春から夏にかけて蓄えたエネルギーを使っていきます。
しかし私たち人間は冬も夏も変わらず同じ活動をしています。
休む時期なんてありません。
もちろん、冬眠とかしないですもんね。
本来免疫を高く維持するはずの冬にも、ストレスや温度変化、もしくはインフルエンザ等のウイルスといった外敵と常に免疫力は攻防戦状態で、なんとか春を乗り切っていきます。
そんな休みのない状態での暑い夏が来ます。
夏特有の環境がさらなる免疫力の消耗を招いてしまうのです。
低下の原因①寒暖差疲労
外は30度超え、室内はひんやり。
人間は暑いと感じると、自律神経の副交感神経が優位になり、熱を放出するために血管が開き汗をかきます。
逆に、冷房の部屋に入ると、逆に交感神経が優位になり、末梢の血管を閉じ、熱が逃げないようにします。
温度調整をする自律神経は、日に何度もこの切替をしなければなりません。
スイッチを切り替えを頻繁に繰り返すのです。
これにエネルギーを消費することが分かっており、知らず知らずに寒暖差疲労を起こしているようです。
◆低下の原因②眠れない夜が増え、休息がじゅうぶんに取れない。
暑さでぐっすり眠れない経験はありますよね。
免疫力は夜の睡眠中に回復していくものですが、寝苦しくてぐっすり眠れない日が続くと、その回復力も追いつかず、免疫力も下がる一方です。
低下の原因③栄養の偏り。夏バテ
免疫力が回復できないままでは、疲労感も取れず、加えて暑さによる偏った食生活や食欲不振により、栄養も偏りぎみ。
体力を維持する栄養が補給出来ない状態です。
夏の免疫対策!
自分で自律神経をコントロールすることが大切
深い呼吸で血流アップさせましょう
マスクを着けていると呼吸が浅くなりがちです。
深くゆっくりの呼吸は自律神経のバランスを整え、リラックス効果を生み出すと同時に、毛細血管の血流量がアップし、酸素と栄養、そして免疫細胞が体中をすみずみに届くようになります。
鼻からゆっくり吸って、お腹に空気がたまるのを感じます。そして、ゆっくり吐き出します。
血流って免疫アップにとても大事だと言われています。
そして、呼吸は自分の意志で自律神経のバランスを調整できる簡単な方法です。
●ゆっくり鼻から吸う
お腹が膨らむようなイメージで腹式呼吸を意識しましょう
↓
●口からほそーくながーく吐く
お腹がへこむことを感じる
これを数回くり返すことで、気分も落ち着きます。
さらに、からだも温まります。
免疫が低下する夏、さらに今夏は暑さとウイルスで外出も控え気味で、例年以上に冷房の室内で手足が冷たくなっている方いませんか?
ウイルスや菌と戦う免疫細胞は血液に乗って体のすみずみに届きます。血流アップは免疫アップと自律神経の調整と連動します
連日猛暑が続きますが、手洗い・うがいを常に忘れずコロナに負けないように健康にお互い過ごしましょう
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